グリーンシーズン

ペンション周辺を散策するもヨシ、
栂池自然園ハイキングもヨシ、
塩の道を巡り、いにしえを訪ねるも
ヨシの栂池高原です。

すぐお隣の白馬岩岳
マウンテンリゾートで雄大な
北アルプスを満喫し、
少し足を延ばして八方尾根自然路や
白馬五竜高山植物園を訪ねるのも
いいでしょう。

栂池自然園

高層湿原は数百万年もの歳月をかけてできます。高層湿原といえば栂池自然園と言われるほど、今では尾瀬を凌ぐ人気スポットになりました。

標高1,900m、約5.5kmに及ぶ遊歩道の周辺に、春先は水芭蕉、やがてワタスゲやニッコウキスゲが群生します。高山植物の間を縫う木道の散策コースは、ちょっとそこまでコース(約1時間)から、ちょっとトレッキングコース(約2時間半)、フルコース(約3時間半)までいくつもの選択肢が用意されています。

無数の花々が咲き乱れたあとは紅葉の季節です。栂池自然園の秋は一足早く、9月になれば真っ赤なナナカマドを始めオオシラビソ、ダケカンバが色づきます。

6月から10月までさまざまな顔を見せてくれるのが栂池自然園です。そのあとは雪に包まれ、静かな眠りにつきます。

(ゴンドラ白樺駅まで550m、徒歩9分)

キャンプ体験とBBQの様子1
キャンプ体験とBBQの様子2
キャンプ体験とBBQの様子3

塩の道と歴史散歩

糸魚川から塩尻までを結ぶのが塩の道です。その大半を占める糸魚川から松本までの街道を「千国(ちくに)街道」と呼んでいました。ペンションの住所は南安曇郡小谷村千国です。ここが塩の道の要所であり、松本藩の番所(関所)も置かれていました。

塩の道を歩き、歴史散歩としゃれ込みませんか? お勧めは「千国越え」と呼ばれる行程です。その中でも前山百体観音から牛方宿をへて千国番所跡(千国の庄資料館)がお勧めです。

お時間があれば、さらに大別当を経て小谷村資料館(日本で最後まで残った、かやぶき屋根の村役場跡)まで歩くのもいいでしょう。

(前山百体観音まで1.8km、徒歩24分)

テント設営とタープ設営体験1
テント設営とタープ設営体験2
テント設営とタープ設営体験3

白馬岩岳マウンテンリゾート

スキー場としてよりもインスタ栄えする絶景スポットとして有名になりました。マウンテンバイクの聖地「岩岳MTB PARK」としても知られています。

くつろぎ派にもアクティブ派にも人気の高い岩岳です。今では人気の大型ブランコ「ヤッホー!スウィング」で5時間待ちの行列ができるほどです。

山頂テラスで雄大な山々を見ながらアイスドリンクを飲むのもいいし、記念写真を撮ったあとはマウンテンカートやバギークルーズで戯れてもいいでしょう。マウンテンバイク体験もいいのではないでしょうか。

(6.2km、車で10分)

八方尾根自然研究路

ゴンドラとリフトを乗り継げば標高1,830mの八方池山荘です。そこから白馬連山を湖面に映す八方大池を巡るコースが人気の高いトレッキングコース、八方尾根自然研究路です。

このコース、ニッコウキスゲやマツムシソウなど高山植物の宝庫としても知られています。自然研究路の名にふさわしく、高山植物には名札が添えられています。

「これはチングルマ」「これはコマクサ」「これはコバイケイソウだよ」など、高山植物の名前を知っていると自慢できますね。

(10km、車で17分)

白馬五竜高山植物園

標高1,515m、あこがれのコマクサやチングルマなど高山植物の花たちに出会えます。

ゴンドラに乗って山頂駅へ。さらにリフトに乗り継げば「地蔵ケルン」の近くまで登れます。そこからなだらかな坂を下りつつ、咲き乱れる高山植物を縫って散策するのも良ければ、トレッキングコースを一周してから高山植物園を巡ってもいいでしょう。

日本有数の高山植物園というだけあって、なんと300種以上、200万株の高山植物を身近に見ることができます。

(16km、車で23分)